1.テンプレートの作成
車の四面図は,実写のカタログやプラモデルの説明書からスキャナで取り込む。
現行車の場合はメーカーのサイトに載っていることもあるのでそちらを使うのも良い。
いずれにしても,若干の誤差があるので,たとえメーカーの正式な図面であっても信用しすぎてはならない。
カタログをスキャンしたもの
画像が傾いている,汚れがある場合に備え,フォトショップなどのペイント系ソフトが1つあると良い。
ちなみに私が愛用しているのはペイントショップである。CGのテクスチャもこれで事足りているので,高いソフトを無理して買う必要はないだろう。
さて,これをShadeの上面図,正面図,側面図と分けていくのだが,
・Shadeにテンプレートを読み込ませると,画像の中心を,図面の原点に持ってくる。(各々の画像の高さや中心位置を一緒にしなければならない。)
・Shade上での大きさと合わせておいた方が良い。(図面にない部品を作成する際に,実際の寸法に照らし合わせられる。)
コレというやり方はないが,私の場合は,
1:Shadeの定規をキャプチャして,ペイントショップ上で画像をはかり,画像の拡大縮小を行う。
できるだけ寸法の長い所(全長)を使うと誤差が少ない。
2:スキャンした画像から側面図だけを切り取って保存。この側面図を基準にする。
3:スキャンした画像から上面図だけを切り取り,側面図画像と同じ画像サイズにして,バンパーの位置などを合わせ,車の軸が中央に来るようにする。
最後に画像を90度左に回転させて保存する。
4:スキャンした画像から正面図を切り取り,側面図の縦,上面図の横の長さにサイズをあわせ,
地表の高さを側面図と同じにして,車の軸が中央に来るようにする。後面図も同様にして,それぞれ保存。
「図形」→「テンプレート」→「**図の読み込み」でそれぞれの図面に画像を貼り付けて完了。