2012:03:25
ドア修理


12月末、突然運転席側ドアが開かなくなってしまい…。
自分で分解・修理したので覚え書き。

まず上側の内張りを外す。
これはピンではめ込んでいるだけ。
ウィンドウを下げてから作業すると良い。
上に10か所ほどあるピンをはずしたら上側に引っ張れば取れる。
後ろのロックを修理する場合はこれだけで作業できる。

次にコンソール部のプラスチックパーツを外す。
本来はエアコン口下に小さなネジで留めてあるはずだが自分のにはなかった。
ドアノブを引っ張りながらやると外しやすい。

最後は下側の内張り。
上側内張りで隠れていたネジが数か所、下側はピンなので引っ張れば取れるが、
一番の難所が取っ手のネジ2か所。
奥にあるため、ながーいドライバーが必要。自分はこのために45センチドライバーを買った…。
 
LED電灯をはさみ照らしながら…。
もっとも、外すのは難しくない。問題は付けるときである。
正直これは1人ではほとんど不可能である。自分も知人に手伝ってもらった。

 
ここまでくればあとは引っ張れば取れる。



ここからは各所ごとに解説。


A箇所
ドアノブの可動部である。
ドアノブを引くと、このシーソー金具が動き、ドア前後のロックが解除される。
@は外のドアノブからのワイヤー。ネジ部を回して調整する。
Aはドア後、Bはドア前のロックへ。(下記参照)


B箇所
@は外のキーロックワイヤー。ナット箇所を回すことで長さを変えられる。
AはAのドアノブワイヤー。(今回はここを調整)
Bはドア後ろのキーロック施錠/開錠ワイヤー。


C箇所
@はAのドアノブワイヤー。(今回はここを調整)
Aはドア前のキーロック施錠/開錠ワイヤー。ここだけは調整ナットがない…。

 
D箇所
ここは集中ドアロック機構部である。
茶色の通電切り替えでロックの施錠の切り替えを行っているようだ。



ちなみに今回の問題はドアノブを引くと引っ込むはずの矢印部が、
ワイヤーの引っ張りが甘いせいで引っ込み仕切らず上部のボディと噛んでいる金具が下りなくなっていた。
また、キーロックが故障するとこれ自体が動かないようになる。


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