とある知人から「大量のプラモあるんですが格安でどうでしょうか?」
という話を聞いて挙手!
ほしいものを選別したのち、10数台のプラモを確保してしまった…。

中には保管状態が悪いものもあり、
「可哀相なやつから…」ということで、まずはBMWのZ3(タダ同然)。
「いつか作りたい」リストにあったのだが、見てのとおり、箱はかなりの痛み具合…。
だが中身はパッと見、問題ない…と思う。
製品自体はタミヤだし、サクサクいきましょう〜。


で、いきなり小問題。
ボディが歪んでいた。orz
リアの右側にかけてねじり上がった感じ。
マスキングテープでシャーシとくっつけた限り、
シャーシと接着すればほぼ補正できることが判明したため、それでいくことに。

個人的にZ3の印象といえは、
大学時代にスーパーで渋いおじさんがブルーメタリックのZ3を、
リアをスピンぎみでビュン!と駐車場から出て行った思い出がある。

というわけで、ボディカラーも同じ色。
説明書によれば「メタリックブルー3:シルバー1」となっていたが、
現在タミヤスプレーから『ライトブルーメタリック』が出ているためこれで代替。

吸着力がよく、ツヤもこれだけでいい感じ。ちょっと黄色より。
でもこれ以上に黄色っぽい青が実車にもあったような…記憶違い?
タミヤのHPのZ3もそんな感じだし…。まあいいやw
クリアもかけ終わった段階で、かなりツヤが出ていたため、
今回はコンパウントのみで磨き出し。

内装カラーは、黒も考えたが、せっかくオープンカーだし、ということでタン。
もちろん白プラサフで地の色を消してから塗装。


デカールは袋に入っていたものの、若干黄ばみ気味。実用に問題はなし。
それ以外問題なくサクサク進行。
…と思っていたが、ここでまた小問題。
フロントガラス枠も歪んでいることが判明。
ガラスパーツをしっかりボディに接着できれば補正できるが、
接着剤の力ではとても無理がありそうなため、悩んだ末…

セロハンテープで固定。
たまにはこういう妥協も必要…と自分に言い聞かせる。

ちなみにこの手前、
サイドウィンドウを切り離す必要があることに今頃気づく。
ここで新兵器登場!

『エッチングのこ』
一言でいえば「うすーい鉄板の小さなのこぎり」。
将来、ムルシエラゴ製作の際などにドアを切り離すために購入していたのが、ここで突如初登場。
それなりにコツがいるようなのだが、今回はまっすぐに、しかもミゾが最初からあるため簡単に切断できた。

先に言っていたボディの歪みは、
内装パーツが密着してくれたおかげか、
シャーシと組み合わせた時点で補正できているため、接着はしなくて済んだ。


状態が状態だったため不安はあったが、
終わってみれば普通に仕上がった。



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