<その2>

フロントバンパー製作。
水平なラインを作成するためプラ板を貼り付け。隙間に余ったプラ板を挟み込んで調整。
 

ボディに仮接着したのち、パテ盛りしてグリルの丸い穴をヤスリで削りだす。
完成後エッチングノコでボディとバンパーの間のパテを切り離し。


ドア製作。下部分は単に切り取るだけ。
足りない後ろ部分はプラ板とパテ盛り。
がっちり接着しているのを確認後、窓枠も削り出し。
窓下あたりにあるエッジラインは、マスキングテープでライン上下を張った上にパテ盛り→マスキングテープをはがす→光硬化後ヤスリで成形。
 

窓が大きくなったため、新規に作成する必要あり。
リアガラスをリサイクル。
TypeIでは無かった内張りは今回はしっかりある。塗装分けしなくて済むよう、写真のように作成。
 

ダッシュボード製作。
「使えそうなところは使おう」ということでまずはパネル部分だけ切り出し→大きさが足りないのでプラ板をかぶせる。
メーター類はほぼデザインが同じだが、位置を切り詰めるために部分部分で切り離し。
 

足りないメーター類はジャンクパーツから近いものを流用。
実車はもっと真ん中にぎゅっと寄せ集まっているのだがデザイン的にもイマイチな気もしたし、
これ以上切り分けしたらボロボロになりそうなのでここまでにしておいた。


バンパー製作。
若干厚みが足りない気もするがそのまま流用。
もともとあるマフラー部はパテ埋め、マフラーが突き出る穴を開け、マフラー本体はランナーから削りだし。


リアのテール部製作。
テールランプは外周に厚みがあるため削ることに。
ここで新アイテム。リューターセットが安かったので購入。
テールランプをはさみヤスリに当てながら薄くしていく。(っていきなり使い方間違ってる…)
 

6枚のグリルラインをきれいに揃えるために重ねた状態で両面テープに接着しヤスリで高さを整える。
 

0.5ミリプラ板を間に挟みこんだ…が、微妙に高さが足りない。
結局また作り直し、今度は0.3+0.5を挟み込んで全体の高さをあわせる。
ナンバープレートをつけるための凹み部分も作成。
 

タイヤのエンブレム製作。
ホイールを「おゆまる」で表面だけコピー→エンブレム部分だけパテ盛り→ギリギリまでヤスリで薄くする。
ホイール側もボルト箇所を平らにしたあと、エンブレムを接着。


フロントグリルは「モデリングメッシュ」から。
フォグランプはホイールと同じくポルシェのプラモから。


シャーシはTypeIと同じ作り。
 

これだけ自作率が高いと、いざ組み立てようとするとできない…ってことになっていないかチェック。

どこもギリギリかわしています。(笑)
かなり中身が詰まった構成になっていますねぇ。

ついにすべてのパーツが製作完了!


まずはホイールを塗装してみる。
TypeI同様、タミヤの「シルバーリーフ」をスプレー。
エンブレムが思ったより馴染んでくれている。


他パーツはほとんどが黒。
エアインテーク、エンジンフード、サイドミラーはつや消し黒。
残りはすべて半ツヤ。シートの中央部分は下地のプラサフグレーをそのまま流用するためマスキング塗装。


いよいよボディ。まずはプラサフグレーで改造漏れチェック。ほぼ問題なし。
あんまりうれしいので一度ボディを乗っけてみる。(笑)
一部修正した後、パラサフホワイトで塗装。
 

TypeIで作った塗料を塗装。今回は研ぎ出しもきちんとした…といっても不完全気味。^^;
 

ここでまた新アイテム。

インクジェットプリンタで作れる「ミラクル・デカール」。
今までデカール代わりに使っていたタトゥーシールでは凹凸の激しい箇所(今回はシート)などには対応しきそうにもないため、今回購入。
ただ、ネットで使用者のレビューを見た感じ、ちょっとめんどくさそうな上、失敗も多いような…とちょっと不安になりながらも製作。
専用のスプレーは印刷前に塗っておくことでインクにじみをなくすもの。

今回追加で製作するのは、
@シートのメッシュ柄
Aドアの内張り
Bエンブレム
Cフロントウィンカー

@以外は地肌が透けてしまうとまずいため、ホワイトのデカールに印刷。


専用スプレーを吹いて乾燥後、印刷。たしかににじみはない。
(スプレーしないとどれぐらいにじむのかは不明だが)
インクを乾かした後、水性スプレー(トップコート)でインクを保護する。
この保護がミラクル・デカールの難しいところ。
一気にスプレーするとデカールがやられてしまうので薄く何度も重ね塗り。(実は一回失敗…)
この塗りも、足りないと水に浸したときにインクが流れてしまう。


今回は水性スプレーを使用したが「白っぽくなる」ということはなかった。
また、ラッカー塗料では、硬く、曲げると割れてしまうそうだが、
水性スプレーはまったくそんなことはなく、普通のデカールと同じ感触で使用できた。


というわけで、半スクラッチ状態でようやく完成。
普通のプラモなら1週間でできるところ、この2台で4ヶ月もかかった。(仕事忙しかったのもあるが)

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