アオシマから発売された最初のコペンは2種類あるのだが、
どちらも別々のオプションパーツで構成されており、
ノーマルのコペンを組むには両方買わないといけない
という販売戦略的ワナにしか見えない状態なのである。
で、さすがに2つも…ということで、
ノーマルパーツがほぼ入っているアクティブトップの方を選択。
唯一ノーマルパーツがないフロントグリルは、デザインが目立って違うわけではないので目をつぶることに…。
というわけでまずは仮組み。
ボディは前後バンパーが別パーツとなっている。
ありゃ?
なんか下にいくほど膨らんでいる。むしろしぼむのに。
さらにこの箇所、よく見ると実車にないフェンダーラインが。(右写真中央)
両方ともヤスリで削っていくことに。
パテ修正はしたくないので、プラスチックの厚さギリギリまでやっていく。
撮影の角度の違いはあるが、実際こんな感じ。
アオシマのプラモが分厚くて助かった。
ついでに、前後バンパーは最初に接着してもよいので、
ボディとバンパーの段差をヤスリでなくした後、塗装効率化のために接着。
トランクとバンパーの隙間は実車は逆に大きいところが個人的こだわり。
次に、
このプラモはダウンサスとノーマルサス、2つの車高を選べる。
当然ノーマルサスを選択したのだが…
うーん、なんかそれでも、ちょっち低い感じがする。
ボディのホイールハウスの曲線とタイヤが合わなければ…。
あと、タイヤのトレッドが狭い。実車はほぼツライチに近い。ダウンサスでタイヤが入るようにした設計による副作用か?
車高は、サスパーツを差し込むシャーシ部分に、同じ大きさの穴をあけた1mmプラ板を接着して修正。
トレッドは「実車と同じようにスペーサーでもかませばいいんじゃない?」
という考えの下、ミニ四駆のローラーワッシャーがピッタリ入ったのでこれで決定。
どうでしょうか?
個人的には思った以上にビシっとなった気がします。
修正が終わったので塗装です。
今回、はじめて研ぎ出しに挑戦!!
まずはプラサフで下地塗り。写真では白に見えますがグレーです。
この後シルバーを塗って、いよいよ研ぎ出しのためにクリアを吹きます。
このクリアの吹きが難しく、シルバーの塗装が溶けないよう、
最初は『砂吹き』という、わざと表面がザラザラになるぐらいエアブラシを離してシンナーの侵食を防ぎつつ膜を作るわけ。
で、
失敗。orz
シルバー塗装やっちまいました…。(号泣)
しかし、
本当の悲劇はここから。
塗装をはがすため、
「たしか溶液に漬けるんだっけか」と、
ラッカー溶液にボディを漬す。
はい、そうです。
ラッカー溶液はプラスチックも溶かします。
ボディ消失しました。
…しばらく何もできず。
「はぁ〜」とため息をついた後、
午後9時、その足でホビーショップ45で突入。
ということでもう1台購入。
この機会なので、当初考えていたノーマル仕様を実現させるため、
ノーマルのフロントグリルVerを選択。
店長さんにアドバイスをいただき以下のようなものも購入。
左から、
・レベリングシンナー:エアブラシ吹き用艶出し薄め液。つやが出やすいが渇きが遅くなる。
・うすめ液:普通のラッカー薄め液。
・ペイントリムーバー:塗装はがし用薄め液。こんなのがあったとは…。
「まずはいらないパーツとかで練習したほうがいいよ」というごもっともなアドバイスもいただき、
使用しないリアウィングを使ってテスト。
プラサフ→シルバー→クリア+うすめ液→1500番ヤスリ→2000番ヤスリ→コンパウンド
おお!w
はじめて研ぎ出しに成功。
まだ悲劇が冷めないうちからボディの修正を同じようにやったのち、プラサフ→シルバーまで。
クリア+うすめ液→1500番ヤスリ→2000番ヤスリ→コンパウンド
前と後ろ(なんか同じ写真に見えますがw)
側面。クリアの吹きが一番うまくいった箇所。ヤスリがけも楽。
艶出しには一応成功しましたが、一部クリア吹きが足りず、
ヤスリがけでシルバーの地が出てしまい、ある角度で光り方が変な箇所が…。
まぁはじめはこれで良しとしましょう。
てかもう、再塗装する元気がありません…。
あとは普通に製作。
シートの裏側がスカスカだったため、エポキシパテで穴埋め修正程度。
塗りわけめんどうだったドア内張り。なんとなく写真撮影。
今回の教訓
・間違ってもラッカー溶液をボディにかけるな(普通しねぇよ…)
研ぎ出しは、回を重ねて慣れていくのみ、ってところです。