ボディ
ボディカラーは、まず前期が6色。
全てメタリックカラーである。
グリニッシュイエローマイカメタリック GREENISH YELLOW MICA M. 色番号:569 内装とガラス色はブラウン系。 セラのイメージカラー。 ドアと相まって「黄金虫(コガネムシ)」 とセラが呼ばれる要因になった色でもある。 |
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ミディアムブルーマイカメタリック MED.BLUE MICA M. 色番号:8H7 内装とガラス色はブルー系。 |
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ワインレッドマイカ WINE RED MICA 色番号:3J8 内装とガラス色はブラウン系。 前期のみのカラー。 ライトターコイズマイカメタリック LT.TURQUOISE MICA M. 色番号:743 内装とガラス色はブルー系。 前期のみのカラー。 |
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ダークグレーマイカメタリック DARK GRAY MICA M. 色番号:188 内装とガラス色はブルー系。 前期のみのカラー。 シルバーオパールメタリック SILVER O.P.M. 色番号:189 内装とガラス色はブラウン系。 オパールメタリック:微粒子の2酸化チタンをメタリックと一緒に顔料に混ぜた塗料で、干渉効果でちょっとブルーイッシュに見える。日本で初めての塗料。 |
中期(一部改良)では3色が入れ替わる。
グリニッシュイエローマイカメタリック、 ミディアムブルーマイカメタリック、 シルバーオパールメタリック の3色は継続。 |
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ブラック 色番号:202 内装とガラス色はブルー系。 |
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ライトブルーメタリック 色番号:8G6 内装とガラス色はブルー系。 中期のみのカラー。 |
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オレンジマイカ 色番号:3K6 内装とガラス色はブラウン系。 中期のみのカラー。 |
後期では2色減り全4色となる。
黒に統一されていたリヤスポイラーがボディ同色になる。
ブラックとシルバーオパールメタリックの2色は継続。 シルバーオパールメタリックは前期〜後期の すべてで使用された唯一のカラーとなる。 |
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ターコイズマイカメタリック 色番号:746 シート表皮色とガラスはブルー系。 後期のイメージカラー。 |
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レッド 色番号:3E6 シート表皮色とガラスはブラウン系。 |
油圧プレス
セラのボディパネルは「油圧プレス工法」が使用された。
上型は従来と同様の金型であるが、下型の部分は液体の圧力を利用する。
家電業界では一部実用化されていたが、
自動車の大物部品では世界初の試みであった。
下金型を省ける分、少量生産車での経費削減にも貢献した。
高張力鋼板
最近では安全性と軽量化の両立のために積極的に採用されている高張力鋼板。
セラではすでに、かなりのボディ各部に採用していた。
屋根まで回り込んだドアのため、
転倒してもつぶれないようピラー部は特に強化されている。
転倒テストの写真。
なお、転倒時はドアが開けられない上、窓も人間が出られるような面積ではないが、
エンジンのある前方に傾くため、リアハッチから脱出可能である。