後期型への変更点は以下の通り。
・ドア内張りのデザイン
・電動ドアミラー(大型化)
・リアマッドフラップの標準装備
・シート後部にブレースバー追加
・アルミホイールデザイン
・フロントナンバープレートベースの追加
さらにVスペシャルの相違点として
・NARDIステアリング
・NARDIシフトノブ(MT)
・センソリーサウンドシステム(デッキ、ドア内張りにツィーター)
・エンブレム文字が黒→赤に

まずホイールから、元となる3DCGは過去に作っている。


セラキットを作った際に余ったシリコンを使い切りたかったので、
先にホイールを削り出して複製に入りました。
 

CGで描いたロードスターは後期型でも最終のシリーズ2だった為
ドアの内張りが違うと判明、新規で制作しました。ドアミラーも太さ・大きさが似てなかったので再製作。


切削結果。
一応出してみたシフトノブ(一番右下)は、やはり小さすぎてまともに出なかったため破棄、プラ棒と真鍮線から作成することに。


2011年の函館展示会にて、原型借り組み状態で展示したときの写真。
内張りが分厚くなった分、シート座面端をちょっとだけ削った。
タワーバーも、幌カバーと干渉する角を少し削っている。


シリコン型からレジン複製。
ドアノブ裏の穴はパテで埋める。


デカール作成。
左から、NARDIマーク(ハンドル)、NARDIマーク(シフトノブ)、エンブレム、センソリーオーディオ。
MDプリンタで、銀印刷→カラー印刷。
これまでカラー印刷は画質が劣るためやったことがなかったが、
見ての通りNARDIマークが小さいため重ね貼りの方がリスキーのためカラー印刷させた。


しかしエンブレムの赤文字は少しでも綺麗に出したかったので、
こちらはインクジェットプリンタで別印刷した。
これの上からエンブレムデカールを重ねて使用。


内装色の調合は以下の3色で行った。
(51番:薄茶色、58番:黄橙色、108番:キャラクターレッド)


両端のはプラモのドア内張り。比較用に置いてみた。
バスタブ式の成型上、どうしても薄っぺらになってしまうので、
今回は後期型にするために自作したが、こうして比較してみると「作ってよかった!」と思う。

プラモで見た場合、ホイール以外の大きな見た目の違いは無いので、
完成しても意外と感動は薄く「前期Vスペでよかったんじゃ」と思ってしまったり…(ぉぃ
まぁ分かる人が見たときに「あれ!?」と驚いてくれればそれで良し!w


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