函館の展示会のお題「映画」に合わせ、「ジャンクマン」のコルベットを選択。
ところが作り出して間もなく、本場メンバーの進捗が悪いせいで来年に延期…。
が、作り始めたものは途中でやめない主義なので完成させることに。

アリイのコルベットはボディ造形からパーツの合いに至るまで評価の低いキットですが、
簡単に修正できるところだけに手をつけて、極力キットのままでやっつける…はずだったのに……。


まずルーフの修正。
Tバールーフで分割パーツになっているのが仇となりボコっと浮いた状態に。
ここはプラが厚い分、ルーフの先端に向けてガッツリとヤスリで薄く尖らせました。
次にルーフサイドのラインが下に落ちすぎなので実車写真を見ながら水平気味にカット。
当然ゴム枠は無くなったのでプラ板で追加。

修正後。Cピラーのゴム枠上部が足りなくなっている分がルーフカットした量。
このCピラーのゴム枠も、実車は奥の方にあるので、排除後にプラ丸棒で追加。




リアのタイヤハウス前はこんなに出っ張っていない。(ほとんど無いに等しい)
裏にパテを盛ったのち、(ドアモールドは消えないよう深く掘ってから)削り落とし。
 

フロントバンパーのサイドの切れ目が垂直だが実車は斜めなので修正。
 

年式が違うためかもしれないが、フロントのスカートを増量。
 

リアバンパー。
実車ではスポイラーとの境界は滑らかに続いており、また面が垂直気味なのでリューターで境界を中心に斜めに削っていった。
ロゴも削り落とすことになるが、大きさもフォントも違うので、どのみち自作デカールにしようと思っていたから関係なし。
またテールランプはもっと奥にあるので穴開け。プラモの厚みがあるので筒の増設はしなくて済んだ。
ナンバープレートの下側はバンパーよりも出ているので、バンパー側を少し削り落とし。
 

ホイールとタイヤはキットのものを黙って使おうと思っていたが、
実車15インチに対し17インチ以上もあり…ここを変えるだけでかなりイメージが良くなると思い…


結局MODELAの手を借りることに。写真右のがキット付属のホイール&タイヤ。


トレッドや高さも、あれこれしながら修正。


シートは、数年前におばら(B310)さんが自作・複製したものをいただいてました。
1脚だけなので『おゆまる』で複製。


その他、エンブレム、タイヤのホワイトレターのデカールはアルプスプリンタで自作。


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