大好きな車種だけに、なかなか手が付かなかったのですが、117クーペを完成させた勢いで組み立てることに。
とにかく古いうえに改修すべき箇所が多いことは、昔組んでガッカリしているので、大リベンジです。
キットのホイールはコンセプトカーの『アッソ・デ・フィオーリ』に近い3列メッシュ、でも市販車は2列。ということでMODELAで自作。
タイヤも扁平率が低いので交換。ジャンクパーツからタミヤのロータス・ヨーロッパを選択。
ボディのおかしいところを実車資料と見比べていきます。青いボディは昔組んだ時のもの。
ボンネットが分厚い、ライトやグリルが奥まっている、etc...
リアは全体的にカクカクしています。サイドから回り込むキャラクターラインの凹みも歪な状態です・・。
どれだけ削ったか分からなくなるので、事前にマジックでなぞっておきます。
削ったあと。大分薄く真っすぐになりました。プラ厚があるのでかなり削っても問題ありませんでした。
タイヤハウスの輪郭もだらんとしていたので板やすりではっきり出しました。
リアも丸く丸く削っていきつつ、サイドのラインを掘り直します。
旧キットのパーツを仮ハメ。かなり丸く、実車の雰囲気に近づきました。
Aピラーも太く、しかも太さが一定でない。マスキングテープを貼り、はみ出したところを削り落としました。
その他、スジボリなどを行っていき、整いました。
実車とラインやバランスがおかしいところもあるのですが、そこら辺はいじりませんでした。
ドアミラー・・これも全然形が違う。どうやらこれもコンセプトカーのものっぽい?
ジャンクパーツから一番近いものを探した結果、デロリアンに決定。
同じ時期・同じデザイナーのおかげか、少しの修正で済みました。
グリルをエッチングノコで切り取り位置を修正します。
ヘッドライトはこんなパーツ・・ムギ球を入れられる仕様だったようです。
0.1mmプラペーパーで壁を作り、アフターパーツで電球を追加しました。
接着結果。
内装はこんな状態です・・。
モーターライズなので、ダッシュボードは電池に押され、後部座席はモーターに押され、角度や位置がおかしいです。
ドアの内張りはそもそも存在しません!
後部座席をMODELAで自作。
内張りも同様。後部座席を定位置にするため、シャーシ側もある程度削りました。
ダッシュボードからセンターコンソール部を切り離し、センタートンネル側に結合、足りない壁をプラ板追加。
ダッシュボードの造形自体は特に問題ないので、正しい角度に調整します。
リアガーニッシュのデカールも自作。
ボディ色はタミヤスプレーのマイカシルバー。
一緒に写っているのはネコワークスのピアッツァ。
10年以上前に一度だけ行ったワンフェスで購入したのをふと思い出し、一緒に塗ってしまうことに。
当時のカタログを見ると、グレードXEの内装はブラウン系。
なんかシルバーには合わないけど、時代だからかなぁ・・と思ったら、
よくよく見ると、ボディ色で2パターンに分かれてる!! シルバーはグレイ系・・。
ということで塗り直しました・・・。
内装完成。キットのコレジャナイ感は消し去りました。
写真は撮ってませんが、シート裏は0.2mmプラペーパーを貼って埋めました。
ドアノブもへこんだ所に棒があるような謎形状・・。0.3mmプラ板で自作。
テールランプはチェック柄のように明るさが違うので、
気休め態度に裏側をこのように塗り、ボディ側との段差でそれっぽく表現。